何気に生活している中で、首は大きな頭を常に支えている関節です。
その首の筋肉が緊張してくると首の周辺に痛みが出て、上や下を向いたり、横を向いたりすることが困難となり可動域が制限され寝違いといわれる症状となります。
寝違いは不自然な姿勢で寝ていたり、テレビなどを見ていたりした時に首の筋肉の過剰緊張や血行不良から起きることが多いようです。

首周辺に熱感がある時は無理に揉んだり、マッサージ等をせずに、氷で冷やし熱感がとれたら痛くない範囲で首を動かし、少しづつ運動を加えて可動域を広げていきます。

また、寝違い等の筋肉からの首の痛みにはシビレ等の神経症状は伴わないのが普通です。
この様なシビレ感、衣服のボタンがかけずらい、指先で細かい物が摘みずらい等の症状がある場合は別の原因が考えられますので、早いうちに近隣の医療機関での受診をお勧めします。